勇者が死んだ!どこか歪んだおとぎ話です。ww

この物語は、伝説の勇者がただの村人であるトウカの罠にかかって、タイトル通り死んでしまったところから物語が始まります。

その後、ある事情で死んだ勇者の体に村人であるトウカが乗り移ってしまったので、そのまま村人トウカが(本物の勇者の体を借りた)偽勇者として、幼馴染であるユナ、ネクロマンサーであるアンリとともに、国のあちこちを巡る物語です。

そうこうしているうちに、強大な敵との戦いに巻き込まれ、彼は本物の勇者になる道を歩むことになるのです。

 

勇者が死んだ!の見どころ

このマンガの面白さは、どこか歪んだ騎士道物語であるところです。

普通の勇者もの、騎士道物語の場合、主人公は勇気ある素敵な少年である場合がほとんどです。

それに比べ、この作品の主人公であるトウカは、ろくでなしそのものです。

勇者の名を使って相手を恫喝したり、王宮から国宝をかっぱらってきたりします。

トウカは、ろくでもない犯罪者そのものなのです。

しかしそんな彼が、たまに違う顔を見せるときがあります。

 

国の第三王女であるマルグリットが絶対絶命の危機に陥った時、おとぎ話に語られる英雄のように、彼女を救いに現れたり、幼馴染であるユナがゾンビになりそうになると、命をかけて彼女を守ろうとしたり、
心が折れそうなアンリにさりげなく手をさしのべたり、まるで、「本物の英雄」のような顔を見せてくれます。

「ろくでなしのクズ」でありながらまるで「英雄」のような顔を見せる、これはそんな、歪んでるけど凄くまっすぐなおとぎ話なのです。

 

このマンガは、普通の騎士道物語、勇者物語が

「面白いけど主人公や仲間が立派過ぎて見てられない!」

という方にオススメです。

主人公がろくでなしなので、

「うわっ、こいつなんていい奴なんだ。まぶしすぎて正視できない!」

ということがありません。

人間らしくて弱っちい主人公トウカが、たまに偉大な輝きを見せてくれる、どこか歪んだおとぎ話、それがこの、「勇者が死んだ!」なのです。

 

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