響 ~小説家になる方法~あらすじと感想(少しネタバレ)

[icon image=”check1-r”]響 ~小説家になる方法~のあらすじ(おすすめ漫画)

彼女──鮎喰響は小説が好きだった。

文章を読み、小説に没頭する、そんな毎日を過ごしていた。

クラスメイトはそんな彼女を見て、大人びてカッコイイと、どこか知性的でクールと、高身長も手伝ってかそんな第一印象を持たれていた。

 

でも実際の響の性格は直情的と、その一言に言い当てられる。

馬鹿にされればすぐに手を出し、感情に沸いてしまった感覚で身体を自然と動かしてしまう彼女。

表情な面持ちであれど、その内面は獣のように激しく、それでいて、妥協を認めない反骨精神の固まり。

それが鮎喰響と言う女性徒だった。

 

そんな彼女が書いて送った純文学の小説が、新たなる文芸の時代を創るかもしれないと、一人の勝気な女性編集者の目に留まる。

読めば誰しも気に留めてしまい、心のどこかを奪われてしまう彼女の描いた世界観。

惹きつけさせる文章と、人を虜にさせてしまう、そんな才能を秘めたる彼女の作品は、果たして世に出るのか?

 

[icon image=”check1-r”]響 ~小説家になる方法~の魅力と感想(少しネタバレ)

物語を創るすべての人が見てほしい、そんな作品がこれです。

純文学と、今になっても人を魅了させてやまない古くてもなおも根強く残るジャンルに、突如として現れた、新たなる純文学の時代を築けそうな名作。

 

人の一生を単純ながらにも綴り、一生を終えていくさまを、美しく力強く描いた作品。

それを書いたのは、一見は大人しめの眼鏡文学少女な鮎喰響。

 

でもその大人しめな外見とは裏腹に、沸いてしまった感情のままに、まず行動に移ってしまう、そんな直情的な彼女。

 

普通に高校に通っているはずの彼女が、自分の内に抱いた発想のままに思い描いた作品が、読む人や、彼女の接した人間の心に深く、どのようにかかわっていく才能が楽しめる、そんな作品となっています。

これからお話を作る側ならぜひ一度は目にしてもらいたい、そんな漫画でもあります。

 

この作品にあるのは、創作する側とそしてそれを支える編集側、そして発想と感情に流され振り回されていくだろう、作家をテーマに如実にそれが表現できているところに着目する視点があり、主人公の才能にかかわり、自分のことを見つめなおす人間や、複雑な心境を抱く人間の模様も描かれ、発想とは、をテーマにつづられていく物語は、柳本光晴氏の独自の世界観が見せる作風です。

 

最初は同人作家として涼宮ハルヒの同人誌を出していたのが本氏の始まりでもあり、その後にプロデビューを果たし、「きっと可愛い女の子だから」「女の子が死ぬ話」など、快進撃を続ける作家さんでもあります。

 

青春に身近にある男女間の葛藤を透明なケースに入れて見せる作風は変わらぬままに、小説をめぐる純文学的な要素も面白いですが、どこはかなとなく男女の青春もしっかりと描かれた青春文学作品として楽しめる今作です。

 

 

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