HaHa あらすじと感想(少しネタバレ)

[icon image=”check1-r”]HaHaのあらすじ(おすすめ漫画)

まだ世の中が転々としていた1963年の下関。

今のようにネット環境もなく、人との繋がりも会話で通していた、そんなのんびりとしていて、どこか余裕のあった時代の、とある旅館。

クラシックな曲を奏でるレコードに、しっかりと教育がなされた仲居が、今日も一夜の宿を求めてくるお客をお出迎えする。

 

そんな見慣れた風景と日常に欠伸を惜しげもなく出しながら、遠い山と海の景色を見て、自分には小さすぎると、小生意気に少女は思う。

彼女はいわゆる不良だった。
喧嘩上等、飲酒当然。

 

お客第一の接客基本の旅館の娘でも、親父が怖かろうが彼女は自分の想い通りにならぬことは通りに通さず、気の向くままに思う様に生きる奔放な人生を望む娘だった。

 

そんな彼女もいつかは時が経ち、やがて一人の母となった。

息子を持ち、かつて自分が親に言われただろう説教を、自然と息子に口にするようになる、そんな母親の過去を描いた物語である。

 

[icon image=”check1-r”]HaHaの魅力と感想(少しネタバレ)

日本漫画界随一のゲーマーor怪奇怪談の独自世界観を持つ、秀才押切蓮介氏のお送りする、特出的な彼を生みだし育て上げた、自身の母に捧ぐ新鋭の漫画『HaHa』を紹介します。

 

作家は、あの直木賞作家の神崎武雄氏に持つ、独自の世界観を漫画に表現する押切蓮介氏。代表作にはシスコンホラーギャグの新ジャンルを、別冊ヤングマガジンに打ちつけた「でろでろ」を連載した作家さんでもあります。

 

また当人は苦労人であり、現在の大成成就に至るまでにその道は険しく長い下積みのバイト兼業をしながらも、自身の作品の世界観を形作るように読み切りをいくつも連載させ、やがてのちの名作になる「でろでろ」から「ゆうやみ特攻隊」に、自身のゲーマーだった思い出を綴った「ピコピコ少年」に、「ぼくと姉とオバケたち」「スキスキ!!アクアリウム」「プピポー!」「ミスミソウ」などの独自なる押切世界観を書きだした名作を世に生みだした努力の作家でもあります。

 

黒く、陰惨な、人間性の浮き出るような作風に挑戦もすれば、それがまるで嘘のような絵柄のギャグタッチなコミカルな世界も書きだす、その千差万別の所と場所と舞台なんてかまわない、そのオールマイティなバイタリティーの今度の挑戦する題材は、自分の母親の過去。

 

自分を産み、育ててくれた母親の過去を何も知ら無かったと、ある日訊ねてみた事がきっかけになった、自分の生みの親を題材にした少し風変わりな青春日常漫画。

 

押切蓮介氏もさることながら、その母親様の激動無比な生活が見物な、ほんのりとして、どこか哀愁感のある新テイストな作品。

 

一度見ても損はないかも。

そしてこの作品を拝読後、自分の親の歴史を知る機会になるかもしれませんよ。

 

 

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